フォームファクタとは
フォームファクタとは、マザーボードの規格(形状)を指します。
フォームファクタを標準化する事により、交換や取り付けを容易にしています。
もしも、フォームファクタがなければ、一つ一つマザーボード合うケースを探さなくてはなりませんし、交換や修理が難しくなってしまいます。
フォームファクタ(マザーボードの規格)は幾つかあり、自作パソコンを作る場合、使用するマザーボードのフォームファクタを元にパソコンケースを選ぶ必要があります。
(パソコンのケースを選んでから、それに合うマザーボードを探すのもありです)
フォームファクタの規格(一部)
- ATX サイズ:305mm×244mm
- microATX サイズ:244mm×244mm
- miniATX サイズ:150mm×150mm
- FlexATX サイズ:229mm×191mm
- ITX サイズ:215mm×191mm
- mini-ITX サイズ:170mm×170mm
- Nano-ITX サイズ:120mm×120mm
- Pico-ITX サイズ:100mm×72mm
- Mobile-ITX サイズ:75mm×45mm
これ以外にも、各メーカー独自の規格があります。
特にノートタイプやタブレットタイプ、一体型などはオリジナルのサイズがほとんどです。
デスクトップタイプであれば、マザーボードも比較的手に入りやすく交換も容易ですが、ノートタイプ、一体型タイプ、タブレットタイプのマザーボード交換は難易度が上昇します。
入手が困難なケースもあり、海外から取り寄せる場合もあります。
また、一般的にサイズが大きいものほど拡張機能に優れている傾向があります。
メモリスロットやPCI拡張スロットの数が多い等
ものによってはマザーボードにCPU、メモリが内蔵されているものもあります。
(オンボード)