原因を調べる
バッテリーだけでパソコンが起動できない、バッテリーの充電ができない場合
主にバッテリーの不具合もしくは、マザーボードの不具合が考えられます。
バッテリーだけでパソコンが起動できなくなる前に、「バッテリーが劣化しています」等のメッセージは表示されませんでしたか?
まずはバッテリーの不具合なのか、マザーボード側の不具合なのかを切り分ける必要があります。
同じ機種のバッテリーを取り付け、現象が改善するかどうかを確認します。
バッテリーは機種ごとに形が違う為、同じ機種のパソコンがないと難しいかと思います。
バッテリーの交換でも現象が改善しない場合は、マザーボード側に問題がある可能性が高くなります。
特にバッテリーとの接続部分にぐらつきや破損がないかどうかを確認します。
マザーボード故障の可能性が高い場合、念のため最小構成を行い原因を特定させます。
最小構成とは
最小構成とは、現象を確認する為に必要な最小限の構成で起動する事を指します。
今回の場合、「既存バッテリーだけで起動できない」わけですから、
電源スイッチ(マザーボードについている場合は不要)+マザーボード+バッテリーの3つ以外をすべて取り外して、パソコンの電源を入れてみます。
メモリが刺さっていなくとも、一瞬電源が入ったりビープ音(ピーピーという音)が発生します。
※機種によってはビープ音が無い場合もあります。
交換する部品を調べる
バッテリーに書かれているパーツ番号を調べます。
ただバッテリーの場合は、●●用 バッテリー ●●=機種名 で調べる事ができます。
マザーボード等はパーツ番号を調べるか、同じ機種のマザーボードを探します。
部品を探す
パーツ番号がわかったら、それを元に部品を探します。
バッテリーは比較的手に入りやすいですが、マザーボードの入手には苦労するかもしれません。
また、マザーボードの設定によってはパソコンが正常に動かない事もあるので、予めBIOSの設定は控えておきます。
メーカーや量販店の保証期間中に分解を行うと、保証対象外になってしまう可能性がありますのでご注意ください。
まとめ
バッテリーは時間が経つに連れ、劣化してしまいます。
切り分け手順としては バッテリー → マザーボードです。
割合的には90%バッテリーですが、稀にマザーボード側の不具合もあります。
バッテリーの交換も、近くに同じ機種があれば簡単ですが、近くにない場合はなかなか難しいですね・・・
切り分け手順
バッテリー → 最小構成 → マザーボード
パーツ番号・機種をを調べて購入
国内 → 海外