ハードディスク故障で現れる主な症状
最も多いパソコン故障はハードディスクの故障です。
ハードディスクは壊れ始めていても、正常に使用できることが多く、起動できないなどの症状が出て初めて気がつく事も多い。
ハードディスクに不具合が生じていたとしても、初期の段階であればデータを救出することも容易だったりしますが、不具合が進んでしまうとデータを取り出せない事もあります。
ハードディスク故障でよく現れるメッセージ(パソコン起動時)
ハードディスクが故障すると、色々な症状が出てきます。
- boot failure press any key to continue
- boot failure
- bootabl adevice was notfound
- default boot device missing
- disk boot failuer
- disk boot failure insert system
- no boot device found
- no bootable device strike
- ntldr is missing
- press any key when ready
- strike the f1 key to continue
上記のエラー=ハードディスク故障時に発生したりするエラーメッセージですが、ハードディスク故障以外の故障であっても表示されることはあります。
逆にこれらのメッセージが出ていなくても、ハードディスクが故障している可能性もあります。
ハードディスク故障でよく現れる症状(パソコン起動後)
WindowsなどのOSは起動する。
でも、なんか調子が悪い、エラーが出る、固まってしまう。
これらの症状も、ハードディスク故障で発生する症状の一つです。
- パソコンの起動・パソコンのシャットダウンに時間が掛かる
- 突然パソコンがフリーズする。電源を落とさないと治らない
- 青い画面が出て再起動がかかる(英語のメッセージ)
- 写真を開こうとしても表示されない
- よくわからないエラーメッセージがたくさん出てくる。
- 何するにしてもとにかく時間がかかる・遅い
- ハードディスクにエラーがあります。等のメッセージが表示される。
- SMARTエラーがあります。等のメッセージが表示される。
- パソコン本体よりカリカリ・ギギという異音がある
ハードディスク故障を防ぐ方法
ありません(笑)
ハードディスクの内部にはプラッタと呼ばれる円盤が高速で回転しており、振動や衝撃などで故障してしまうことがあります。
また、振動や衝撃を加えなくとも突然故障してしまう事もあります。
通常ハードディスクは2,3年ほどで故障するケースがあり、故障しないものについては7,8年使っていても壊れない物もあります。
また、年数というよりも、どれだけハードディスクを使っているかだと思います。
ハードディスクは消耗品です。
故障を前提にして、バックアップを定期的に取る必要があります。
大切な写真やデータを一瞬にして失う事もあります。
一ヶ月に1回だけでもデータのバックアップを取ることをおすすめします。
壊れたハードディスクの処分方法
壊れたハードディスクからもデータをとり出すことが可能です。
自分でハードディスクを交換した場合、故障しているハードディスクを処分すると思いますが、必ず「物理的に破壊」してから処分しましょう。
そのままハードディスクを捨てた場合、内部のデータを取り出される危険性があります。
ハードディスク内にあるプラッタと呼ばれる円盤をハンマーなどで割るのが一番です。
万が一に備え、リカバリー用のDVD/CDを作成しておく
最近のパソコンには、万が一に備え、リカバリーディスクの作成ができるようになっています。(対象外の機種もあります)
これらを予め作っておくことで、万が一ハードディスクが故障しても、新しいハードディスクを交換してあげれば復旧することが可能です。
ただし、リカバリーディスクは工場出荷状態に戻すのが基本ですので、データについては個別にバックアップを行うか、データも含めたバックアップを作成する必要があります。